バージニア州アーリントン：ワシントン D.C. 近郊でアメリカの歴史と独特な趣に触れましょう

アーリントンとワシントン D.C. は公共交通機関で結ばれているので、ポトマック川両岸のすべての名所を簡単に訪れることができます。 アーリントンはホテル代がワシントン D.C. よりも安く、ワシントン D.C. の象徴的なスカイラインを 楽しむことができます。

アーリントンには、歴史の重みを感じる数多くのモニュメントがあります。 アーリントン国立墓地を訪れて初めて、アーリントンに来た意味があるといえるでしょう。 150 年以上もの間、この地は旅行者にとってアメリカの歴史を目撃する場所であり続けています。

アーリントン国立墓地は特別な場所です。来訪者は美しい庭園と樹木園に出迎えられ、その向こうには アメリカの兵士やアメリカ史上重要な人物の何千もの白い墓石が、整然と並んでいます。 中でも見所は、ジョン・F・ケネディ元大統領の墓 と、そこで燃え続ける「永遠の炎」です。 かつてのファーストレディ、ジャクリーン・ケネディ・オナシスは彼の隣に眠っています。

その墓にはアメリカ合衆国のために命を懸けて戦った兵士たちも、共に永遠の眠りについています。 無名戦士の墓では 1 時間ごとに衛兵交代式が行われます。歴史の礎となった先人たちの苦闘に思いを馳せていると、厳粛な時間が流れて行きます。 ここには国外の戦争で戦死した身元不明のアメリカ軍兵士の遺体が埋葬されています。 イベントのスケジュールについては墓地のカレンダーを確認してください。メモリアル・アンフィシアターで催される式典は入場が 5,000 人までに制限される場合があります。

アーリントン国立墓地の隣にはアメリカ空軍記念碑があり、 すべての航空ファンや、少しでも興味のある人々にとって必見のスポットになっています。 高さ 82 メートルのステンレススチール製の目を引く構造体は工学技術の結晶であり、ジェット戦闘機のようにバージニア州の空に向かってそびえています。 ここでは年間を通じてさまざまなイベントが開催され、ワシントン D.C. と、ペンタゴンの異名で知られるアメリカ国防総省本庁舎の素晴らしい 景観を楽しめます。

有名観光地を巡った後は、クラレンドン界隈に足を向けてみましょう。クラレンドンは、アーリントン市内にたくさんある魅力的な地区の 1 つで、ブティック、レストラン、バー、ベーカリーなどがあります。 ノースサイド・ソーシャル・コーヒー & ワインで、コーヒーを飲んで一休みしたら、次は趣のある建物に囲まれた街で高級レストランやバーを回ってみてはいかがですか。 素晴らしい飲み物や料理、音楽の生演奏、活気に満ちた芸術群を楽しめます。 クラレンドン・ボールルームは、広々とした屋上が目印です。人々が大勢集まり、1 日の締めくくりに屋外で冷えたビールやお気に入りのカクテルを楽しみます。

クリスタル・シティ内にあるレストラン、ジャレオが提供するスペイン料理もお勧めです。 有名なシェフ、ホセ・アンドレスが立ち上げたこのレストランは、とても活気があります。 まずは、自慢のシタデルジン（ジンとレモンとトニックウォーターのカクテル）か、 「ホセのマルガリータ」を味わいましょう。 その後はジャレオの本格的スペイン料理の出番です。

アーリントンはショッピングを楽しめる場所が目白押しです。 ファッション・センター・アット・ペンタゴン・シティ（Fashion Centre at Pentagon City）には、アップル、アルマーニ、ヒューゴ・ボス、マイケル・コース、ノードストローム、トゥルノーをはじめ、数多くの店舗が揃っています。 ペンタゴンシティのリッツカールトンに宿泊しているなら、ロビーから直接ファッションセンターを訪れることができます。

アメリカの歴史、独特の趣、ワシントン D.C. への楽なアクセスという目玉が揃っているアーリントンは、一度は旅行してみたい観光地です。