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ゴールデンゲートブリッジ
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  • 州:
    カリフォルニア州

多くの都市の風景の中に橋を見かけます。しかし、カリフォルニア州サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジのような存在は他にはないと言っていいでしょう、

ゴールデンゲート海峡に架かるサンフランシスコを象徴する建造物、ゴールデンゲートブリッジは、過去 80 年にわたり世界中からの旅行者を引きつけてきました。彼らは、絵はがきのように美しい写真を撮るため、そしてその橋を自ら渡るため、世界中からやってくるのです。ゴールデンゲートブリッジは、米国土木学会によって、アメリカ七不思議の一つとされています。建設後 80 年を越えたこの橋は、観光客にとって見逃せない魅力と街のシンボルとして、長く生き続けてきたのです。

橋ができるまで

1933 年 1 月、サンフランシスコと、ゴールデンゲート海峡の対岸にあるマリン郡を結ぶ橋の建設が始まりました。ゴールデンゲート海峡は、サンフランシスコ湾と太平洋の間にある海峡です。

橋を何色にするかについては、多くの議論がありました。アメリカ海軍は当初、橋が目立つよう、黄色と黒の縞模様に塗ることを提案しました。結局、橋は周囲の風景と調和すること、かつ霧の中でも十分に明るく見やすいことを考慮し「インターナショナルオレンジ」に塗装されました。

橋は 1937 年 5 月 27 日「歩行者の日」に正式に開通し、その日には約 20 万人が橋を渡ったと推定されています。そしてその翌日、米国のフランクリン・D・ルーズベルト大統領が正午ちょうどに、橋をオープンさせる金色のボタンを押しました 。オープニングセレモニーは週を通して続きました。

ゴールデンゲートブリッジは、サンフランシスコの町のアイコンとなり、スーパーマン、ゴジラ、スター・トレック、その他多くの映画やテレビ番組に登場しました。1987 年には、カリフォルニア州の歴史的建造物に指定されています。

ゴールデンゲートブリッジ

ゴールデンゲートブリッジ
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金色の瞬間を体験する

ゴールデンゲートブリッジを間近で体験する方法はたくさんあります。まず、  国道101 号線、カリフォルニア州道 1 号線を使うという方法がありますが、料金を払う必要がありますので、ご注意ください。オプションについては、事前にレンタカー会社にご相談ください。徒歩や自転車で橋を渡りたい場合は、自動車道の両側にある歩道を通ることができます。徒歩で渡る場合、東側の歩道(サンフランシスコに面する側)を、午前 5 時から、午後 6 時 30 分または午後 9 時 30 分の間のみ、通ることができます。(現地時間です。シーズンによって異なります)橋を渡る前に、時間について、最新情報を得ることをお勧めします。自転車の場合は、両側の歩道を 24 時間無料で利用できます。

隔週のガイド付き無料ツアーもあり、街の眺めを楽しみながら、橋についての歴史を詳しく知ることができます。橋を楽しんだら、ウェルカムセンター(Welcome Center)をチェックするのをお忘れなく。ゴールデンゲートブリッジの歴史、サイエンス、建設技術について、屋外そして屋内にあるインタラクティブな展示を楽しむことができます。

橋の両端はゴールデンゲート国立レクリエーションエリア(Golden Gate National Recreation Area)の一部で、ハイキングや眺望を楽しむのに最適です。橋の写真を撮るのにもっとも適した場所は、サンフランシスコからゴールデンゲート湾を渡ったところにあります。橋を渡って、景観の美しいホークヒル(Hawk Hill)や、Instagram にぜひアップしたいカービィ・コーブ(Kirby Cove)、高いところからの眺めを楽しめるバッテリースペンサー(Battery Spencer)があります。市内に近いところで橋を見ることをお望みなら、マリーナ ディストリクト付近のフォートポイントで下から橋を見上げることができます。また、ランチタイムのピクニックを楽しむのに最適なクリシーフィールドから、橋を見渡すことができます。

ペインテッド・レディーズ(Painted Ladies)、フィッシャーマンズワーフ(Fisherman's Wharf)、アルカトラズ島(Alcatraz Island)、ランバード・ストリート(Lombard Street)など、サンフランシスコの有名なアイコンは他にもたくさんありますので、そちらもお見逃しなく。

カービー島からゴールデンゲートブリッジを見る

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