ミシガン州ホランド：自然美、オランダの歴史、家族で楽しむアクティビティ

私の最初の目的地は、ミシガン湖沿いに砂浜が広がるホランド国立公園です。お天気のいい日には、水際でキャンプや水遊びをしたり、湖上でさまざまなウォータースポーツを楽しむこともできます。

次に私は、この町のオランダの歴史について知るためにダウンタウンにあるホランド美術館（Holland Museum）に向かいました。ホランドは 1847 年に、アルベルトゥス・ヴァン・ラールテ牧師によって 設立されました。 ラールテ牧師はオランダで経験した宗教的困難と経済的困難から逃れるために、厳しい冬のさなか、家族とともにオランダからやって来ました。

ホランドの住民は今日に至るまでオランダの歴史的遺産を受け継いでおり、町の至る所でオランダ風の建物を見ることができます。また、美術館には、400 年前のオランダ美術やその他の展示品など多様なコレクションが展示されています。

ダウンタウンから車ですぐのところにあるウィンドミル島庭園（Windmill Island Gardens）には、14.6 ヘクタールの敷地内に、手入れの行き届いた芝生が敷かれ、水路やオランダ堤防などを見ることができます。 青空の下、私は庭園とデズワーン風車（DeZwaan windmill）のガイドツアーに参加しました。この風車は、現在、アメリカ唯一の現役オランダ風車です。 250 年以上前に建てられた風車は、美しく咲き誇る花に囲まれていました。ツアーガイドを務めるスタッフは皆、本格的な歴史的衣装を身に着けています。木靴を快適に履くために、足には 8 足もの靴下を履くそうです。

この風車で粉屋を営むアリッサ・クローフォードさんは、オランダが認定したアメリカ初の粉屋です。 クローフォードさんは、2007 年にオランダの学校を卒業し、現在もデズワーン風車でその技術を活かし続けています。

買い物の虫が騒ぎ始めたら、のんびり数時間は過ごせるすばらしい場所があります。歴史的でお洒落なホランドのダウンタウンです。

私のお気に入りは、8 番街にある本当においしいお店、ホランドピーナッツストア（Holland Peanut Store）です。このお店は、1902 年創業の家族経営のお店で、 イタリアからホランドに入植した曾祖父のジョゼフ・ファビアーノがお菓子やナッツを売り始めたのが始まりです。 5 世代を経た現在でも、ファビアーノ一家は自慢のチョコレートを手作りし、多くの甘党をうならせています。

ほんの少しダイエットの帳尻を合わせるため、ディナーは、ニューホランドブルワリー（New Holland Brewery）でいただきました。ここは地ビールの品揃えも豊富です。ぜひお試しください。

1 日の終わりには、澄み渡った空の下、ジャンパーをつかんで、ホランド州立公園（Holland State Park）まで車を走らせました。 流木を引き上げ、何もせずゆったりと座って、美しい夕日が空を琥珀色やオレンジ色に染めながら水平線の向こうに消えていくのをただ見つめていました。 ビッグレッド灯台としても知られるホランドハーバーライト（Holland Harbor Light）が、私に付き合うように、北の桟橋に立っていました。

ここには、家族全員が夢中になれるアクティビティが豊富にあり、すばらしい旅を楽しめます。 次にアメリカの旅を計画するなら、ミシガン州の美しい町、ホランドをぜひご検討ください。