ホウマ：ルイジアナのバイユーカントリー

なんと毎年５千匹から１万匹ものワニが生まれるワニ農場のグリーンウッドゲーターファーム。アメリカの人気テレビシリーズ、ヒストリーチャンネルでも紹介されたこのワニ農場は、ちょっとした噂のスポットです。ここでは、孵化したてのものから巨大なものまで、様々なサイズのワニを見ることができ、出産から飼育まで、ワニについていろいろ学ぶことができます。実際にワニを触ったり、なんと赤ちゃんワニをダッコしてみたりすることもでき、まさに子供から大人まで思う存分お楽しみいただけるスポットです。普段なかなかできない体験を是非どうぞ！

バイユーの岸に建つバイユーテレボーンウォーターライフ博物館は、ルイジアナ南部の文化と歴史を学ぶには最適の場所です。巨大なワニの模造が私たちを迎えてくれるこのスペーシャスな博物館では、地域産業、地元の文化から、アメリカ先住民の歴史まで、幅広く学ぶことができます。展示品を見ながら館内を回っていると、沼地や野生動物の生息地がどんなに重要かなど、完全に納得することができました。お天気がいい日には、いろいろ学んだ後、バイユーを眺めながら外でピクニックランチなどもいいですね！

そして、アメリカ南部を訪れたからには、プランテーションの歴史を学ばずには旅は完成しません。緑の敷地にどっしりとそびえる、スペイン支配下の１８００年代に建てられた、サウスダウンプランテーションハウスでは、アメリカ南部のプランテーションの歴史がまさに肌で体感できます。ハウス内ツアーでは、知識豊富なガイドさんとともに、復元された家の中の様子を見学しながら、当時の生活について深く学ぶことができます。１世紀半以上にもわたって砂糖産業が主産業だったこの土地で、サトウキビのプランテーションで一生を過ごした当時の人々の人生をしみじみと感じさせられる場所でした。

歴史なくして現在なし ー ルイジアナ州ホウマは、歴史から学ぶことの重要性を十分に感じ、感慨に浸らされる場所でした。家族とでも友人とでも、ルイジアナに来たら一度は立ち寄ってみたい旅行先です。