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オハイオ州コロンバスのスカイラインと自然の風景を、アクセシブルな高台から眺めるカップル
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すべての人々がアクセスできるアメリカ

カテゴリ

アメリカでのアクセシブルな旅行

アメリカでは、障害の有無にかかわらずすべての観光客を歓迎しており、誰もが国中のアトラクションや施設を適切に利用し、思い出に残る体験をすることができます。公共スペースは、身体的あるいは精神的障害に関わらず、誰でも利用できます。レストラン、映画館、レクリエーション施設はすべて、障害を持つアメリカ人法(Americans with Disabilities Act、ADA)に基づき、すべての人が利用できるようにガイダンスが提供されています。路線バスや鉄道などの公共交通機関も利用できます。アメリカでは、この素晴らしい国を訪れるすべての旅行者が、快く受け入れられ、心地よく感じられるように努めており、楽しい旅行につながるすべての要素で、インクルーシブな雰囲気を推進しています。

 

公共交通機関

アメリカの観光名所を巡るなら、公共交通機関を利用するのが最適です。都市を探索したり、別の目的地に向かったりする観光客にとって、手頃で持続可能な選択肢となります。アメリカでは、公共交通機関が旅行者にとっていかに重要であるかを理解しており、誰もが利用することができます。

そのため、介助動物の同伴が可能であること、駅や停留所には車いす用の通路があること、交通機関の車両にはスロープやリフトがあることなど、障害を持つ旅行者に対して配慮されています。これには路線バスだけでなく、アムトラックや通勤電車、地下鉄など公共の鉄道も含まれます。フェリーボートをはじめ他の水上交通にも、あらゆる障害に対し、旅行者のための支援が整っています。

旅行の前に、お客様のニーズに合った公共交通機関が利用できるかどうか、現地当局に確認してください。詳細とガイダンスについては、連邦交通局の最新ガイドをご覧ください。

 

駐車場

アメリカは広大な国土に、数え切れないほどの観光地があります。できるだけたくさんの場所を見るため、多くの旅行者が滞在中にレンタカーを利用します。アメリカでは、ほとんどの公共施設に、あらゆる障害をお持ちの方に利用しやすい駐車場があります。例として、庁舎や公共スペース、レストラン、小売店、銀行、屋内駐車場などの施設が挙げられます。旅行中に、障害者対応の駐車場が必要な場合は、頻繁に利用する予定の施設に、利用可能な駐車場があるかどうか確認しておくことをおすすめします。

詳細については、ADA のアクセシブルな駐車場に関するファクトシート(Accessible Parking Fact Sheet)をご覧ください。

 

空路での移動

航空会社は、アメリカ国内線だけでなく、国際線においても、障害を持つお客様の要望に応じてサポートしています。空港でのアクセシビリティ対応として、車いすのサポート、機内への送迎、手荷物ターミナルの案内などが含まれます。介助動物をお連れのお客様には、各航空会社の規定に基づき対応いたします。

車いすの介助が必要なお客様は、事前にお知らせいただく必要はありません。ただし一部の航空会社では、医療機器に電源が必要な場合、危険物の適切な梱包と除去が必要な場合、機内で医療用酸素が必要な場合など、特定の配慮を確約するために申告を求められる場合があります。詳細については、米国運輸省のアクセシブルな旅行の ABC (ABCs of Accessible Travel)をご覧ください。

松葉杖、杖、歩行器、補装具、補聴器、携帯用酸素濃縮器、その他の補助器具や医療器具をお使いのお客様は、機械や道具が航空機の指定収納場所に収まる限り、機内に持ち込むことが可能です。詳細については、米国運輸省の補助具を使用した空の旅パンフレット(Air Travel with Assistive Device Booklet)をご確認ください。

あらゆる状況に応じて座席配置が可能であり、ほとんどの航空会社では、障害を持つ旅行者のため、事前に座席を指定できます。特別な座席には、可動式の通路側アームレスト、バルクヘッド席、広い足元スペース、隣接する座席などが含まれます。特別な座席を必要とするお客様は、事前に航空会社にご連絡いただき、詳細をご確認ください。詳細については、米国運輸省の空の旅におけるアクセシブルな座席(Accessible Seating Accommodations in Air Travel)のガイドをご確認ください。

 

ホテル

思い出づくりのために長い一日を過ごした後、第二の我が家で自宅のようにくつろぎながら過ごすことを、訪れる誰もが望んでいます。アメリカのホテルは、すべての人に必要な空間が提供されるよう、アクセシブルデザインの要件に従っています。ホテルの宿泊施設には、手すり付きのバスタブや座席、聴覚や視覚に障害のある人のための通信設備、利用しやすい通路、広い入口、車いす用のスロープ、アクセシビリティ対応のエレベーターなどがあります。旅行者は、事前にホテルと連絡を取り、アクセシビリティの詳細を確認し、ニーズに合った客室を予約する必要があります。

賃貸物件に滞在する場合は、その物件に連絡を入れ、どのような設備が利用できるかを確認してください。どのような設備が整っているかは、物件の築年数や広さによって異なります。

ADA では、ADA によるホテル設計要件を理解するための詳細情報を提供しています。