カンザス州
アメリカの真ん中に広がる手つかずの自然美
カンザス州のバイウェイのプロモーションビデオ
開拓者の歴史、過去と現在
おそらくアメリカの中央部という地理的条件のおかげで、カンザス州はアメリカの開拓で常に重要な役割を果たし、アメリカインディアンの豊かな歴史も育まれてきました。サンタフェトレイル(Santa Fe Trail)に今も残る幌馬車のわだちをたどり、ポニーエクスプレス(Pony Express)が通った道を旅して、フォートラーンド(Fort Larned)とフォートスコット(Fort Scott)で南北戦争の戦場跡を見学し、部族に関する博物館やカウンシル・オーク・ツリー(Council Oak tree)のようなランドマークでアメリカインディアンの歴史を学びましょう。この木は、1825 年にオーセージ族インディアンが土地を譲渡した際に契約の場となった史跡です。ブートヒル博物館(Boot Hill Museum)とオールドカウタウン博物館(Old Cowtown Museum)では、西部開拓時代のアウトローや開拓者が歩いた道を実際に歩いてみましょう。いなかの生活様式が、現役の家畜牧場で今も続けられています。このような牧場では、牛追い、星空を眺めながらのチャックワゴンでの夕食、さらには昔ながらのウェスタンミュージックやカウボーイによる詩の朗読まで体験できます。
自然のままのプレーリーとアウトドアのすばらしさ
カンザス州の田園地帯は広大で住んでいる人はごくわずかなため、圧倒的な広がりの風景の中を自分のペースで自由に見て回ることができます。景観の美しい 12 本のバイウェイが州内に張り巡らされているので、今もバイソンが歩き回っているフリントヒルズ(Flint Hills)のトールグラスプレーリーのような地域から、バッドランズ西部の 8,000 万年前のリトルエルサレム(Little Jerusalem)やモニュメントロックス(Monument Rocks)へ行くこともできます。カンザス・リバー・トレイル(Kansas River Trail)では釣りやカヤックが楽しめます。トレイル沿いに小さなプレーリーの町が点在し、野生生物と自然美にあふれています。ストラタカ地下塩博物館(Strataca Underground Salt Museum)で 約 200 メートル地下にある洞窟について学び、シャイアンボトムズ(Cheyenne Bottoms)とクィヴィラ国立野生動物保護区(Quivira National Wildlife Refuge)では渡り鳥の群れを観察できます。全長 188 キロメートルのフリント・ヒルズ・ネイチャー・トレイル(Flint Hills Nature Trail)は、昔のサンタフェトレイルのルートをたどっています。自転車や馬で走ってみてはいかがでしょうか。夏には一面にひまわりの花が咲き誇ります。見頃の時期に旅を計画することをお勧めします。
忘れられない味
さまざまな種類の木材でじっくりスモークし、厚切りトマトを載せてモラス(糖蜜)ベースのソースで食べるカンザス・シティスタイル・バーベキュー。この忘れられない味にどっぷりはまったなら、こんなに人気がある理由もすぐにわかるでしょう。そして、あの有名なカンザスビーフを注文するのもお忘れなく。州内各地のステーキハウスで提供されています。カンザスの人々はもともと親切な人々であり、バーベキュー、フライドチキン、自家製のパイの自分のお気に入りのお店にすぐに喜んで連れて行ってくれます。それらは時には彼らのなつかしい味なのです。直接生産者を訪ね、農場で新鮮な作物、牛乳、チーズ、花を買い求めることもできます。カンザス州の料理に関してひとつ覚えておくべきこと。それは「外見にだまされるな」ということです。最高の味は、しばしば幹線道路をはずれたところにある、家族経営の地元の人気店で出会えたりするものです。
カンザス州のバイウェイのプロモーションビデオ