ダレス国際空港（IAD）で車を借り、AC ホテル・バイ・マリオット・ワシントン D.C コンベンションセンターにチェックインし、そこから旅を始めましょう。

ワシントン D.C. の近郊には、アトラクション、レストラン、ショップがひしめき合っています。徒歩で散策するのには魅力的な場所です。ホテルから、ワシントン D.C. の賑やかなダウンタウンを抜け、手入れの行き届いた芝生で覆われたナショナルモール（National Mall）の荘厳な博物館まで、2 kmの快適な散歩をお楽しみください。配車サービスもご利用可能です。最初の目的地はザ・キャッスル（The Castle）の愛称で知られるスミソニアン協会本部（Smithsonian Institution Building）です。1855 年に建てられたこの建物は、現在もスミソニアン・ビジター・センター（Smithsonian Visitor Center）として機能し、この世界最大の博物館、教育、研究の複合施設について学ぶのにふさわしい出発地点です。21 ある博物館の多くは無料で、徒歩圏内にあります。ザ・キャッスルのガイド付きツアーに参加して、写真や絵画などの展示を見学しましょう。お腹が空いたら、敷地内のキャッスルカフェ（Castle Café）で軽食をお楽しみください。夜には、NBA（全米バスケットボール協会）チームの本拠地であるワシントンウィザーズ（Washington Wizards）の近くにあるキャピタル・ワン・アリーナ（Capital One Arena）でエキサイティングなひとときを過ごしましょう。NBA のレギュラーシーズンは大体 12 月から 5 月までなのでウィザーズが街に滞在している時期を見計らって訪れ、試合の観戦チケットを購入しましょう。アリーナの売店でお好みのスナックと飲み物を十分に手に入れたら、座席を見つけてホームチームを応援してください。NBA の試合は熱気に溢れています。休憩中ですら、巧みなマスコット、ダンス、景品などを駆使して、ファンを飽きさせません。試合の後は、近くのバーで地元の人たちと杯を交わしながら、一緒に勝利を祝ったり、負けを惜しんだりしましょう。ただし、明日のロードトリップに備えて十分休息を取ることをお忘れなく。

ボルチモア・ワシントン・パークウェイ（Baltimore-Washington Parkway）を 1 時間ドライブして、メリーランド州ボルチモアに向かうことから 1 日を始めましょう。チャームシティ（Charm City）と呼ばれるボルチモアには、その愛称の通り、個性的で魅力的な地区がたくさんあります。フェルズポイント（Fells Point）は、人気のインナーハーバー（Inner Harbor）の東、パタプスコ川（Patapsco River）の水辺にある歴史的な地区です。石畳の通りには、おしゃれなパブ、レストラン、レコード店、ブティックが軒を連ねています。この町ではシーフードが人気です。テムズ・ストリート・オイスター・ハウス（Thames Street Oyster House）やバーサスマセルズ（Bertha’s Mussels）では、チェサピーク湾（Chesapeake Bay）のカニケーキやその他のカニ料理を是非ご賞味ください。昼食後は、野球の神様、ベーブ・ルースの生家へ向かいます。ベーブは、野球のメジャーリーグ、ニューヨークヤンキースと切り離すことができませんが、ボルチモアで生まれました。ベーブの人生と歴史は、ボルティモアオリオールズ（Baltimore Orioles）が試合をするオリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ（Oriole Park at Camden Yards）近くにあるベーブ・ルース生誕地博物館（Babe Ruth Birthplace and Museum）に収められています。夜には、活気に満ちた風変わりなハムデン（Hampden）地区で、ショップやレストランをもっと探索してみましょう。本通りのアベニュー（The Avenue）沿いでは高級レストランは簡単に見つかります。ザブルーバード（The Bluebird）のカクテルやビストロ料理から、歴史的な製粉所に建てられた市内最高のレストランの 1 つであるコシマ（Cosima）のシチリア料理やワインまで、さまざまな選択肢が用意されています。ディナーの後は、1 時間ドライブしてワシントン D.C のホテルに戻ります。

ホテルでの早目の朝食で 1 日をスタートしましょう。チェックアウトしたら、車を 30 分走らせ、バージニア州アレクサンドリアに向かいます。ポトマック川（Potomac River）沿いにある歴史的で魅力的なこの町では、歩きやすいレンガ敷きの歩道沿いにギャラリー、ショップ、レストランが軒を連ねています。トルペド・ファクトリー・アート・センター（Torpedo Factory Art Center）のユニークなアートギャラリーをチェックしながら、街の海軍の歴史を学びましょう。この建物は、かつては海軍軍需工場でした。昼食には、ヴァーチュー・フィード＆グレイン（Virtue Feed & Grain）でファーム・トゥ・テーブルの高級料理をお試しください。アレクサンドリアで最も人気のあるレストランの 1 つであるザウェアハウス（The Warehouse）では、ステーキやシーフードの洗練されたアメリカ料理を味わうこともできます。ワシントン D.C. に戻る途中、セオドア・ルーズヴェルト島に立ち寄りましょう。アメリカ第 26 代大統領へのオマージュとなっている場所です。森や沼地の中に整備された散策しやすいトレイルが数キロメートル続くこのコースは、歴史上名高いアウトドア派の 1 人であるルーズベルトの経歴に敬意を表しています。もう １ つの歴史的な水辺地区であるジョージタウンにも足を延ばしましょう。建築からショッピング、食事まで、クラシックとモダンの見事な融合がご覧いただけます。ワシントン D.C. に別れを告げるにふさわしい、絵のように美しい所です。その後、レーガンナショナル空港（DCA、Reagan National Airport）からオハイオ州のジョングレンコロンバス国際空港（CMH、John Glenn Columbus International Airport）までの夕方のフライトに搭乗します。オハイオに到着したら、別の車を借りて、ヒルトン・コロンバス・ダウンタウン（Hilton Columbus Downtown）にチェックインします。

一晩十分に休息を取った後、ホテルをチェックアウトしたら、ボリュームたっぷりの朝食を取って、大学フットボールであるオハイオ州立大学バックアイズ（Ohio State University Buckeyes）の本拠地、巨大なオハイオスタジアム（Ohio Stadium）への訪問に備えましょう。「ホースシュー」（The Horseshoe）の愛称で知られるオハイオスタジアムの舞台裏ツアーには、予約が必要です。記者席やフィールドの見学のほか、バンドルームや豪華なスイートへの入場のチャンスがあるかもしれません。アメリカンフットボールを生き、息吹を感じさせるこの街には、芸術的な側面もあります。ショート・ノース・アーツ・ディストリクト（Short North Arts District）を散策すると、30 以上ものカラフルな壁画、ブティック、コーヒーハウス、アートギャラリーをご覧になれます。近くのジャーマン・ビレッジ・アンド・ブルワリー・ディストリクト（German Village ＆ Brewery District）でランチをお楽しみください。本格的なドイツ料理を堪能できる、シュミッツ・レストラン・アンド・ソーセージ・ハウス（Schmidt's Restaurant and Sausage Haus）で、ビール、シュニッツェル、ウンパッパと音を奏でるドイツ伝統の管楽器の生演奏はいかがでしょう。スキレット（Skillet）では収穫からインスピレーションを得たブランチ料理を楽しむこともできます。昼食後、2 時間ほど車を走らせ、プロアメリカンフットボール殿堂（Pro Football Hall of Fame）の本拠地オハイオ州カントンに向かいます。最新技術を駆使した劇場体験や、さまざまな展示品や工芸品を誇る殿堂は、ナショナル・フットボール・リーグ（NFL, National Football League）のファンにとって必見です。1902 年に建てられたカントン最古のレストラン、ベンダーズタバーン（Bender’s Tavern）では、ダウンタウンのおいしい食事を楽しみながら、エキサイティングなツアーを振り返りましょう。次は、車で 1 時間の距離にあるオハイオ州クリーブランドとハイアット・リージェンシー・クリーブランド・アット・ジ・アーケード（Hyatt Regency Cleveland at The Arcade）に向かいます。

エネルギーを蓄えたら、まずはロックの殿堂（Rock & Roll Hall of Fame）に向かい、音楽史上名高いミュージシャンと時間を過ごしましょう。ザ・ビートルズ、アレサ・フランクリン、プリンスなど名前を挙げればきりがありません。すべての偉人が、クリーブランドのエリー湖湖畔のダウンタウンに建つ I.M.ペイ設計の博物館の何百もの展示物の中で紹介されています。1 フロアを占めるザガレージ（The Garage）も見逃せません。ここでは誰でも楽器を手に取ってさまざまなセッティングで演奏をすることができます。思い切り楽しんだ後はかなり食欲が湧いてきたはずです。質、量ともに満足できる街の歴史ある広大な公共市場、ウェスト・サイド・マーケット（West Side Market）に出かけましょう。ピロシキやパスタ、中東料理や広東料理まで、あらゆるものを提供している 100 軒以上のお店からお好きなものを選びましょう。夜には、ロケット・モーゲージ・フィールドハウス（Rocket Mortgage Fieldhouse）でクリーブランドキャバリアーズ（Cleveland Cavaliers）の NBA の試合を観戦しに、再びコートに向かいます。クリーブランドは、「キング」の愛称で親しまれるレブロン・ジェームズの出身地です。彼は転居してしまいましたが、この街はスリリングな試合を観戦するのにうってつけです。翌朝はクリーブランドホプキンス国際空港（CLE、Cleveland Hopkins International Airport）から帰宅の途に着きます。