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  • ノースカロライナ州シャーロットのベヒトラー近代美術館の外にある火の鳥の像
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    スタート地点:ノースカロライナ州シャーロット

  • ノースカロライナ州ウィンストン・セーラムでの伝統的なパン作り
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    ノースカロライナ州ウィンストン・セーラムの芸術と職人

  • バージニア州ゲイラクスで生のラジオ番組が放送されるレックスシアター
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    バージニア州ゲイラクスのブルーグラムジャム

  • バージニア州ロアノーク郊外にあるマカフィーノブからの眺めを楽しむ人々
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    バージニア州ロアノーク:山々に囲まれた博物館の都

  • ウェストバージニア州パイプステム近郊のブルーストーン・リバー・ゴージのロープウェイ
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    ウェストバージニア州パイプステムで楽しむ保養、劇場、ショッピング

  • ウェストバージニア州ベックリーのエキシビション・コール・マインで地下炭坑ツアーを案内するベテラン炭坑作業員
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    芸術と炭鉱の町ウェストバージニア州ベックリー

  • ウェストバージニア州チャールストンのダウンタウンでのコンサート風景
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    ウェストバージニア州チャールストン:文化に満ち溢れた州都

  • バージニア州ウィズビルの渓谷に沈む夕日
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    バージニア州ウィズビルの手作りワインと感動的な眺望

  • バーター劇場:バージニア州アビンドンにある州の劇場
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    バージニア州アビンドン:美術と手織り工芸品のメッカ

  • ノースカロライナ州アッシュビルのフォーク・アート・センターに陳列される伝統的・現代的な工芸品
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    ノースカロライナ州アッシュビルの素朴な芸術

ノースカロライナ州アッシュビルのアトリエで作業中の芸術家
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アパラチアの美術工芸品の世界を巡る

  • 経路の距離:
    1,188 キロメートル
  • おすすめの旅行期間:
    1 ~ 2 週間

文化遺産のクリエイティブな表現に出会いましょう

アメリカ南東部におけるアパラチアの地位は一目瞭然で、揺るぎなく魅惑的なものです。 山々に囲まれた独自の美しさを持つこの地域は、資源の豊かさと手工芸を特徴としており、クリエイティブな伝統と独特の文化的遺産が生み出されています。 車に飛び乗って、大都市の名所から脇道の穴場までを探索し、過去の入植者たち、芸術家の協同組合、そして音楽のジャム・セッションに見られるアパラチア山脈の豊かな文化を体感してください。

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ノースカロライナ州シャーロットのベヒトラー近代美術館の外にある火の鳥の像
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スタート地点:ノースカロライナ州シャーロット

旅はまず、起伏の多い緑の山々に囲まれた国際都市、ノースカロライナ州シャーロットの街から始めましょう。 シャーロット国際空港に降り立ったら、そのまま車に乗り込んで西へ向かうと、まず市内の最初の目的地である、テラコッタ製タイル張りのベヒトラー近代美術館(Bechtler Museum of Modern Art)に到着します。 建物の中には、第 2 次大戦後のエコール・ド・パリ(パリ派、School of Paris)の作品を含む、20 世紀半ばの近代芸術の傑作が並んでいます。さらに通りを進んで角を曲がり、ミント・ミュージアム・アップタウン(Mint Museum Uptown)を訪ねれば、同時代の全世界の芸術家によるガラス、繊維、金属、木材、粘土製の装飾品を柱とした工芸品とデザインのコレクションに目を奪われることでしょう。 このミュージアムにある地元で人気のレストランで軽く食事を取ってから、次は由緒あるネオゴシック教会(Neo-Gothic Church)の建物を利用した、マコール・センター・フォー・アート・プラス・イノベーション(McColl Center for Art + Innovation)に向かいましょう。 ここではオープン・スタジオ・サタデーズ(Open Studio Saturdays)や通常の展示を通して、招聘された芸術家たちと触れ合うことができます。 彼らのユニークな作品を鑑賞してから、さらに地域のアートシーンの奥深くへと進んでいきましょう。

134キロメートル
車で 2 時間
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ノースカロライナ州ウィンストン・セーラムでの伝統的なパン作り
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ノースカロライナ州ウィンストン・セーラムの芸術と職人

そよ風の中を北へとドライブすると、芸術と革新の中心地として知られる風光明媚な街、ノースカロライナ州ウィンストン・セーラムにたどり着きます。 オールド・セーラム地域では、1766 年に建設されたモラヴィア兄弟団の集落を忠実に再現した街並みを見ることができます。 シングル・ブラザーズ・ハウス・アンド・ガーデン(Single Brothers' House & Garden)では、ブリキ鋳造や粘土細工のデモンストレーションを見学できます。 お昼の時間になったら、有名なウィンクラーベーカリー(Winkler Bakery)に立ち寄って、人気の古風なシュガーケーキをお楽しみください。 このベーカリーから少し道を下ったところに、アンティーク家具、銀器、縫製品の膨大なコレクションを擁する初期南部装飾美術館(Museum of Early Southern Decorative Arts)があります。 さらにウェストエンド歴史地区(West End Historic District)からダウンタウン芸術地区(Downtown Arts District)までをゆっくりと散策すれば、わくわくするようなレストランが目白押しです。 旅のスケジュールをうまく調整すれば、ファースト・フライデー・ギャラリー・ホップ(First Friday Gallery Hop)にも参加できます。このイベントではギャラリーやスタジオが夜遅くまで開店し、通りのあちこちでライブエンターテイメントも見ることができます。 よく休んですっきりと目覚めた後は、バージニア州でまた違った種類の工芸品を体験しましょう。

103キロメートル
車で 1 時間
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バージニア州ゲイラクスで生のラジオ番組が放送されるレックスシアター
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バージニア州ゲイラクスのブルーグラムジャム

北へと旅を続けていくと、ブルーリッジ山脈(Blue Ridge Mountains)の入り口である、森に囲まれたバージニア州ゲイラクスの街が見えてきます。 この街は伝統的なブルーグラス音楽の文化的中心地でもあります。 ブルー・リッジ・パークウェイ(Blue Ridge Parkway)からザ・クルックド・ロード(The Crooked Road、バージニアズ・ヘリテージ・ミュージック・トレイル(Virginia’s Heritage Music Trail)とも呼ばれる)に沿って散策しながら、この街を体験してみましょう。 ブルーリッジ音楽会館(Blue Ridge Music Center)ではバンジョーとフィドルの音色が出迎えてくれます。この施設は 5 月から 10 月まで開館しており、毎日パフォーマンスを楽しむことができます。 この街でルーツ・オブ・アメリカン・ミュージック(Roots of American Music)の展示を見て回れば、マウンテンミュージックの歴史と音色を体感できます。ゲイラクスのダウンタウンでは、壁に伝統的な手作りの楽器がぎっしりと並べられた、家族経営のバーズ・フィドル・ショップ(Barr's Fiddle Shop)をぜひ訪ねてください。 店を出たら、可愛らしいブティックや刺激的なレストランに混じって由緒ある建物が立ち並ぶダウンタウンを散策してみましょう。 少し休んで軽食を取ったら、次はレックスシアター(Rex Theater)に向かいましょう。 金曜の夜、人気のラジオ番組ブルー・リッジ・バックローズ(Blue Ridge Backroads)に生で参加するなら、6 時 30 分には到着するようにしてください。 きっと次の目的地まで、楽しいハミングが止まらなくなることでしょう。

146キロメートル
車で 2 時間
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バージニア州ロアノーク郊外にあるマカフィーノブからの眺めを楽しむ人々
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バージニア州ロアノーク:山々に囲まれた博物館の都

秀麗なブルーリッジ山脈の眺めに囲まれた谷の町ロアノークには、文化が満ち溢れています。 ロアノークの鉄道史を称える O・ウィンストン・リンク博物館(O. Winston Link Museum)とバージニア交通博物館(Virginia Museum of Transportation)には、数々の素晴らしい鉄道車両やアンティーク自動車が取り揃えられています。 市設市場(City Market)では、新鮮な青果を試食したりお土産を探すことができます。 1882 年に創設されたこの農家の市場は 1 年を通して開いており、多くの地元の行商人が参加しています。 文化的中心地は、ダウンタウンにあるセンター・イン・ザ・スクエア(Center in the Square)です。 この施設の中には、ハリソン・アフリカン・アメリカン文化博物館(Harrison Museum of African American Culture)、バージニア西部歴史博物館(History Museum of Western Virginia)、ミル・マウンテン・シアター(Mill Mountain Theatre)、そしてバージニア西部科学博物館(Science Museum of Western Virginia)があります。 街を出る前には、ロアノーク・ピンボール・ミュージアム(Roanoke Pinball Museum)でピンボールを何ラウンドかプレイしていきましょう。 新鮮な空気を吸いたければ、 名高いアパラチアン・トレイル(Appalachian Trail)のマカフィーノブ(McAfee Knob)までハイキングしたり、ブルー・リッジ・パークウェイ(Blue Ridge Parkway)をのんびりとドライブしたり、ロアノーク・バレー・グリーンウェイズ(Roanoke Valley Greenways)の 50 キロメートル近くに及ぶサイクリングコースを探索するのもよいでしょう。 世界最大の星形イルミネーションであるロアノークスター(Roanoke Star)からは、ロアノーク市街と周辺地域を一望できますので、シャッターチャンスをお見逃しなく。

174キロメートル
車で 2 時間
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ウェストバージニア州パイプステム近郊のブルーストーン・リバー・ゴージのロープウェイ
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ウェストバージニア州パイプステムで楽しむ保養、劇場、ショッピング

次に壮大な景色を楽しめる場所は、ウェストバージニア州のパイプステムリゾート州立公園です。 眺めの美しいブルーストーン・リバー・ゴージ(Bluestone River Gorge)のはずれにあるマッキーバーロッジ(McKeever Lodge)で 1 泊するか、または 1,100 メートルに及ぶロープウェイに乗り込んで、マウンテン・クリーク・ロッジ(Mountain Creek Lodge)に向かうのもよいでしょう。 車のキーは部屋に残し、近くの峡谷を馬に乗って、または徒歩で、あるいはマウンテンバイクで散策してみましょう。 すべてのオプションは公園内で簡単に手配できます。 ゴルフのラウンドも、美しく刈り込まれた 2 つの難しいコースのどちらかで、ブルーストーンキャニオン(Bluestone Canyon)を見渡しながらプレイできます。 夜には峡谷にある屋外の円形劇場で、演劇やブルーグラス音楽の生演奏をお楽しみください。 街を出る前には、マウンテン・アーティザン・ショップ(Mountain Artisan Shop)で土産物を探しましょう。 ウェストバージニア州の手作り工芸品、家具、キルト、その他のユニークなギフトが並んでいます。 パイプステムでゆっくり休んだ後は、またリフレッシュして次の目的地へと向かえることでしょう。

53キロメートル
車で 1 時間
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ウェストバージニア州ベックリーのエキシビション・コール・マインで地下炭坑ツアーを案内するベテラン炭坑作業員
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芸術と炭鉱の町ウェストバージニア州ベックリー

北西へ向かうと、採炭業と芸術に深く根を下ろすこじんまりしたアパラチア山中の街、ウェストバージニア州ベックリーに到着します。 木工業、キルト細工、ガラス細工、その他の工芸は今もウェストバージニア州の文化の重要な要素となっており、職人たちは多くの場合地元の産物を利用しています。 ベックリーで有料道路ウェスト・バージニア・ターンパイク(West Virginia Turnpike)を降りたところに、タマラック(Tamarack)があります。 タマラックはウェストバージニア州の芸術の中心地として、審査された工芸品や美術品の数々を展示しています。 立ち寄って、5 つある住み込み職人のアトリエを見学していきましょう。 また、フードコートで地域の料理を試す時間もとっておいてください。特にウェストバージニア州のニジマスは地元の人気料理です。 8 月に訪れたなら、 必ず年 1 回のアパラチアン・アーツ・アンド・クラフツ・フェア(Appalachian Arts & Crafts Fair)に足を運んでください。 4 月から 10 月の間は、エキシビション・コール・マイン(Exhibition Coal Mine)で地下炭坑のツアーに参加してみましょう。 ベックリーを出ると、次は曲がりくねった道を抜けて、チャールストンへと向かいます。

98キロメートル
車で 1 時間
07
ウェストバージニア州チャールストンのダウンタウンでのコンサート風景
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ウェストバージニア州チャールストン:文化に満ち溢れた州都

ウェストバージニア州の州都は文化と魅惑にあふれています。 まず、カノワ川に面した州議会議事堂の建物を見に行きましょう。 目を引く金箔のドーム、荘厳な円柱、噴水にストーンウォール・ジャクソンやアブラハム・リンカーンの彫像など、シャッターチャンスが目白押しです。 敷地内では、州知事公邸の無料ツアー(要予約)に参加し、ウェストバージニア州立博物館(West Virginia State Museum)で歴史を学び、文化センター(Culture Center)で伝統的なアパラチアンキルトの素晴らしい展示を見学することまで、すべて無料で体験できます。 数キロメートル上流に向かえば、地元の産物やお土産の買い物をしたり、通年開いているキャピトルマーケット(Capitol Market.)で食事することもできます。 キャピトル、クワリアー、リーの各ストリート沿いの独立したギャラリーや小売店では、毎月第 3 木曜日にダウンタウンのアートウォークが開催されます。 道中、クレイ芸術科学センター(Clay Center for the Arts and Sciences)に立ち寄れば、美術品ギャラリーやインタラクティブな子供向け博物館が楽しめます。 その後は、ハダド・リバーフロント・パーク(Haddad Riverfront Park)で爽やかな空気を吸いながら羽根を伸ばしましょう。 この公園では、美しい川の景色の中でさまざまな無料の屋外コンサートやイベントが開催されます。

61キロメートル
車で 1 時間
08
バージニア州ウィズビルの渓谷に沈む夕日
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バージニア州ウィズビルの手作りワインと感動的な眺望

車に乗り込んで南へと向かい、魅力あふれる絶景の街ウィズビルを目指しましょう。 この街のお勧めの休憩スポットは、ウェスト・ウィンド・ファーム・ヴィニヤード・アンド・ワイナリー(West Wind Farm Vineyard & Winery)です。この 4 世代目になる家族経営の農場では、美しく連なる丘に囲まれて、家族で小ロット生産のワインを製造しています。 ワインを試しながら、素晴らしい景色を楽しんでください。 さらに山々の景観に浸るなら、ウィズビルのビッグ・ウォーカー・ルックアウト(Big Walker Lookout)で車を停め、周囲の絶景を高所から見渡してみましょう。 展望塔の上から写真を撮りたくなることうけあいです。 この場所はビッグ・ウォーカー・シーニック・バイウェイ(Big Walker Scenic Byway)上に位置しており、ピクニックエリアやハイキングコースがあちこちにあります。 ここは散歩したりおいしい空気を吸ったりするのに最適な場所です。 さらに旅を続けながら、こうした素晴らしい景観が何世紀もの間、芸術家達にどのようなインスピレーションを与えてきたかに思いを巡らせてみてください。

204キロメートル
車で 2 時間
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バーター劇場:バージニア州アビンドンにある州の劇場
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バージニア州アビンドン:美術と手織り工芸品のメッカ

ブルーリッジ山脈に囲まれたバージニア州アビンドンの街は、美しい景観と豊かな文化史に浸るには最高の場所です。 ブルーリッジ山脈の西側で最古の英語圏の街として 1778 年に建設されたこの街は、現在ではレンガ造りの歩道や保存された建築物、洗練された芸術のあふれる地域として繁栄しています。 街に到着したら、ウィリアムキング博物館(William King Museum)に足を伸ばし、美術品や地域の現代芸術の展示品、文化遺産のコレクションなどを見学してみましょう。 何と言っても、入館料は無料です! 次に立ち寄るならやはりハートウッド(Heartwood)でしょう。 この工匠の玄関口と呼ばれる施設は、バージニア州南西部の音楽と芸術遺産の道筋に確固たる方向性を与えています。 出発する前に、少しお喋りをしていきましょう。バージニア州南西部の職人ネットワークであるラウンド・ザ・マウンテン(Round the Mountain)の審査された職人たちが、ハートウッドで自分の作品を販売しており、デモンストレーションやレッスンもよく開催されています。 職人達のクリエイティブなエネルギーに浸ってから、いよいよ最後の目的地へと向かいましょう。

179キロメートル
車で 2 時間
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ノースカロライナ州アッシュビルのフォーク・アート・センターに陳列される伝統的・現代的な工芸品
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ノースカロライナ州アッシュビルの素朴な芸術

再び街中へと戻りますが、 アッシュビル はまだブルーリッジ山脈のパノラマや大地の香りで心を癒してくれます。ここはベジタリアンやヨガをする人には最高の場所です。 ブルー・リッジ・パークウェイに沿って、フォーク・アート・センター(Folk Art Center)を訪ねてみましょう。ここはサザン・ハイランド・クラフト・ギルド(Southern Highland Craft Guild)の拠点で、このギルドの工芸品店や展示ギャラリーがあります。 中央部を通り抜けていくと、南部アパラチアの美学を反映したギルドの伝統的工芸品から現代的作品までが並んでいます。 その北西にはグローブウッド・ギャラリー(Grovewood Gallery)があり、ここでは職人たちの美学が、精密な手工芸によるガーデンアートや家具に映し出されています。そして最後に、アッシュビル美術館(Asheville Art Museum)に足を伸ばせば、20 世紀から 21 世紀のアメリカ芸術とノースカロライナ州の現代美術の最高峰を紹介する傑出したコレクションに目を奪われることでしょう。 こうした美術館巡りを終える頃には、かなりお腹が空いているはずです。 嬉しいことに、アッシュビルの街では食に関しても失望することはありません。 ダウンタウンに立ち寄れば、新鮮な農産物を使ったさまざまな飲食店が立ち並んでいます。 その後、飛行機で街を出るなら、アッシュビル地域空港(Asheville Regional Airport)からアメリカ国内の主要な国際空港への便が毎日出ています。また車で 2 時間ほど東へ向かえば、シャーロット国際空港も利用できます。